【高知トラベル】
高知生まれ、高知育ちの県大生が高知県にある、植物スポット『牧野植物園』『北川村「モネの庭」マルモッタン』を紹介していきます。
高知県はどんなとこ?
高知県は四国地方の南部にある県。徳島県と愛媛県に隣接しており、南は広大で美しい太平洋に面している。形は東西に細長いです。そのため、高知県の人であれば東西南北がどこにいても大体わかります。こんな風に高知県民は高知県にいる間だけ発動される面白い方向感覚があります。(もちろんその力があっても道には迷います。)
そんな高知県は自然がとても豊かです。特に有名なのがカツオですよね。観光客はみんなカツオのたたきに夢中です。しかし、私は苦手なのでおいしさがよくわかりません。
☆高知県は海だけでなくて、陸にも自然はたくさんあるんです。県土の約84%が山地で埋め尽くされているほどに。その山地には多くの草木があり、動物や昆虫などもたくさん暮らしています。今回は高知の自然の中でも植物に特化して紹介していきたいと思います。🌷🌷🌷
高知の植物園 高知県立牧野植物園
高知県には有名な植物園があります。その名も、高知県立牧野植物園です。朝ドラでも紹介された牧野富太郎の業績を称え、1958年に高知市の五台山に開園した植物園です。牧野富太郎ゆかりの植物が春夏秋冬それぞれの季節でそれぞれの旬の草花をたくさん楽しむことができます。
植物と建築との調和も園内のいたるところで見られ、楽しみながら園内を回ることができます。

園内には植物を実際に見るだけでなく、触ったり嗅いだり、五感を使って植物を知れる広場『ふむふむ広場』があります。実際に、ハーブなどをちぎって嗅いだりしてみました。植物の素材と香りを同時に感じることができ、感覚としてふむふむと学ぶことができました。

特に面白かったのは、”オジギソウ”でした。葉を優しくなでるだけで、スーっとお辞儀をしたのでとてもかわいくて、面白かったです。
ここに行ったのはとても暑い暑い七月でした。青々とした植物がたくさんあり、大きな木の陰によって比較的に体も心も涼まりながら園内を回ることができました。虫もたくさんいて、見たことない黒い蝶や黄緑、黄、水色が合わさったイモムシがいてなんだか賑やかで面白いところだなとも思いました。
下記に高知県立牧野植物園の場所をGoogleマップで載せています。五台山に建てられた牧野植物園へ行くのは、ぐるぐると山道を登っていくので、それもとても楽しかったです。牧野植物園へ行くバス【MY遊バス】も出ているそうなので、車を持っていなくても簡単にいくことができます。このバスはほかの観光地も回っているので合わせて高知のいろんな観光地に訪れてみるのもいいかもしれませんね。
リアル絵画!? 北川村「モネの庭」マルモッタン
皆さんは、印象派の巨匠であるクロード・モネを知っていますか?このモネの庭は、モネが愛したフランスのジヴェルニーにある庭を忠実に再現しています。ここに行けば、モネの描いた絵の中に入り込むことができます。
ここに来たからには必ず見たいのが水面に浮かぶ色とりどりの睡蓮ですよね。
私がここを訪れたときはあいにくの曇りでしたが、それでもなお美しい色とりどりの睡蓮がたくさん咲いていました。私は睡蓮といえば、白やピンクの色をしているものだけだと思っていたのですが、ここには青色や赤色、黄色の睡蓮がたくさん咲いており、初めて見るその姿に、珍しくて、きれいだなと感動しました。青い睡蓮は、モネが見たくて見たくて温室でも育てたがフランス北部では育てることが難しく、見ることができなかったものだといいます。せっかくなら、モネの代わりにこの地で見てやってください。
季節により、下の写真のアーチの部分に赤いバラが咲いているときもあり、実際にモネが描いた絵画の景色が再現されています。その季節にもぜひ行ってみたいですね。

実は、睡蓮のほかにも様々な植物が植えられていたのですが、秋によく咲いているあの花も見ることができました。
私は9月の後半にこのモネの庭を訪れました。そこにはたくさんの赤色と白色の彼岸花が咲いていました。赤と白がいい具合に混ざった淡いピンク色のものもあり、とてもきれいでした。
しかし、少し進んでいくと、そこには、オレンジ色の彼岸花がたくさん咲いていたんです。真・オレンジでした。
でも実はこれ、ヒガンバナ類のリコリスという花らしいです。彼岸花じゃなかった!!面白いなと思いました。
ちなみに、少し不思議に思ったので彼岸花について調べてみると、彼岸花の正式名称はリコリス・ラジアータらしいです。お彼岸の時期に花を咲かせるためこの名で呼ばれており、彼岸花はリコリス属の中でも赤色のものを指すときに使われるのが一般的だそう。じゃあ、白色の花もほんとは彼岸花ではないんだね、、、。
きれいなオレンジ色の花びらが、その時降っていた雨でぬれ、大きな雨粒が落ちそうなくらい乗っていて、自分自身、いいものがちょうど見れたなと思いました。

下は北川村「モネの庭」マルモッタンを示したGoogleマップです。高知市から行くとなると少々遠いかもしれませんが、それでも、行ってよかったと思えるような景色が待っているので是非行ってみてください。海沿いの道を車で通っていくと、海を見ながら潮風に吹かれて行きも帰りも楽しい旅になると思います。私も海沿いを車で行きましたが、気持ちがよかったです。途中に道の駅やおいしいジェラートを売っているお店があるので、ぜひ見つけていってみてください!
おわりに
高知県にある、植物スポット『高知県立牧野植物園』と『北川村「モネの庭」マルモッタン』を紹介しました。それぞれ違ったテーマで季節の植物を楽しむことができます。高知県は周りを見渡せば視界のどこかには緑があります。植物園に行って、野生では見れないような植物を見に行くも良し、道端にある草花を愛でるも良し、実際に育ててみるも良し、植物はいろいろな形で楽しむことができます。高知県の植物を、自然を満喫してください。突き詰めれば植物マスターになれるかもしれませんね。🍀
【高知トラベル】
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