古くて良いのはワインだけ?
月日が経って、味が出てくるのはワインだけではない。
“古着”もだ。
ワインのコルクを開け、香りを楽しむように、古着に腕を通し、その布の皺や色褪せに刻まれた歴史を感じる。
一枚のシャツに染み付いた色褪せも、誰かの暮らしの証だと思えば良く思えてくる。
新品にはない温度がそこにある。
そんな“時間の香り”を探しに、古着屋へ今日も向かう。
扉を開けるとそこには、時を経てもなお輝き続けている服たちが静かに並んでいる。
そんな古着屋を高知トラベルでは紹介していこう。
店舗紹介

【場所】〒780-0841 高知県高知市帯屋町1丁目14-18 1F
【営業時間】13:00~19:00
店内は思ったよりも広く、照明の雰囲気がとてもよく落ち着いた空間。デニム等が壁にかかっているのが印象的。味のあるシャツやデニムの品ぞろえがとてもよく、あれも良い!これも良い!とついつい目移りしちゃう、そんな素敵なお店。オンラインストアもあり「店舗に行くのが苦手だ」という方にもおすすめ。インスタグラム等で入荷した服が逐一見ることができるので要チェックだ。

【場所】〒780-0841 高知県高知市朝倉甲507-1
【営業時間】11:00~19:00 火曜日定休日
お店の外壁はレンガ調になっておりとても入りやすい雰囲気。入店すると、シャツやキャップが一目散に目に飛び込んでくる。アメカジ(アメリカン・カジュアル)が中心だ。スニーカーも多く並んでおり、幅広いジャンルのものが並んでいる。店内の雰囲気もとてもよく、ふらっと友達と立ち寄れるような雰囲気もありつつも、一人でじっくりもできる、古着初心者におすすめのお店。また、インスタグラムで紹介されている服は、通販可能であるため要チェック。

【場所】〒780-0023 高知県高知市東奉泉寺123-1
【営業時間】10:00~19:00
このお店の特徴は写真を見てもらって分かるように、メンズとレディースで場所が異なっているところだ。そのため自分に合った服を探しやすい。店内も広く、色々なジャンルの服やキャップ、スニーカーなどが並んでいる。リーズナブルな価格のものも多く、はじめて古着に挑戦する方や、学生などでも行きやすいお店。午前中から開店しているのも有り難い。だが、あまりにもリーズナブルなため買いすぎてしまうのでそこには注意をしておこう。
あとがき
どのお店にも、それぞれのこだわりと世界観がある。同じ「古着屋」といっても並ぶ服の系統や雰囲気、すべてが違う。だからこそ一軒一軒巡る度に、新しい発見が見つかり自分の「好き」をより深く知ることができる。
古着は単なる服ではなく、時間とともに味わいが増す“物語”だ。袖を通すたびに、前の持ち主が見た景色や、過ごした季節が少しだけ蘇るような気がする。
高知トラベルで紹介したお店以外にも高知市には個性あふれる古着屋は数多くある。路地裏やカフェの奥、ふとした曲がり角の先も、きっとまだ知らないお店があるだろう。街を歩くスピード少し緩めて、気になる古着屋を見つけたら扉を開けて見てほしい。
そこにはきっとあなたにぴったりな服が待っているから。




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