初めまして、私は現在高知県で生活を送っているしがない大学生です!
そして同時に、半年前に長野県から移住してきた、まだまだ高知での生活に不慣れな人間です…。
こちらの高知トラベル記事では、そんな遠方から高知に移住した私の移住初日の様子や、移住したからこそ気づけたこと、感じたことについてお話します!
高地移住初日

友人に高知に移住すると伝えたとき、友人たち全員に驚いた顔で「高知へ行くの!?」と言われたことは、とても印象に残っています。当然の反応です。なぜなら前述の通り、私の出身地が長野県だから。長野から高知への移住は、両親も祖父母も友人も驚かせた選択で、私自身も高知に移住するという自覚があまりなかったのが、正直な話です…。
そしていざ迎えた高知へ旅立つ日、それはもう大忙しでした。なにせ、行先は高知。早朝から車に積まれていくのはすべてが私物で、ここでやっと移住することを自覚したように思います。車に揺られて八時間。長いはずの時間がそこまで長くなかったように感じました。
あれだけ楽しみにしていた一人暮らしは、両親が帰った時には一気に苦しいものに変わりました…。
ご飯は当たり前のようにでてくるわけではないし、お気に入りの服はいつの間にか洗ってもらえているわけではない。外出して帰ってきても、誰の声も聞こえてこない。毎日両親に抱える不安をメールで伝え、電話では何度も地元である長野に帰りたい、友達に会いたいと嘆いていて、まさに前途多難といった感じでした…。
地元との共通点は?
飛行機で帰省、夜行バスで十時間。こんな情報だけでも、長野と高知の距離は相当なものだと、何度も実感しました。移住してから半年が経過し、それなりに高知を知って、移住初日よりか不安は和らぎましたが、完全になくなったわけではありません。未だにどうしたらいいかわからないことや困ったことは多々あります。
それでも、めげずに生活できているのは、長野と高知に多くの共通点があることに気づけたからです。やはり環境が似ているだけで、落ち着いて生活を送りやすいんですよね…!
そしてそんな数ある共通点の一つこそ、ご飯が美味しいということです!
長野は、個人的にはやはり蕎麦が最も有名な食べ物だと思っています。実家の近くにあるお蕎麦屋さんの駐車場には、いつも車がとまっていて、店内はいつもお客さんで賑わっていたのをよく覚えています。長野の蕎麦は絶品です!他にも、信州サーモンやおやきも有名なので、長野へ訪れた際はぜひ!
次いで高知ですが、正直食に関しては何度も驚かされました…!
高知といったらやっぱりカツオ!ということで帰省時に合わせて実家にカツオを送りました。そして、食べてみたカツオは私だけでなく、家族からも大好評でした。父は今まで食べたカツオの中で一番おいしいと言っていたくらいです!おかげでカツオは私の好物リスト入りを果たしました‼
更に、高知は非常にカフェが多い!

こちらは高知市廿代町にある白を基調としたオシャレなカフェ、を菓子と。Coffee and Bakeです♪
ここのケーキは絶品で、飲み物と合わせていただくと満ち足りた気持ちになれます…!機会があったらぜひ行ってみてください!
📍〒780-0843 高知県高知市廿代町9-2 コーポ すずき 3
営業時間 木曜・金曜・土曜・日曜:19時00分~22時00分
金曜:12時00分~17時00分
土曜・日曜:11時00分~17時00分 (定休日:月曜・火曜・水曜)
※営業時間は異なる場合あり
長野で食べるご飯も高知で食べるご飯も、私の不安を取り除いてくれる大好きな存在です!
長野のご飯の良さ、高知のご飯の良さは、そこに住んでいたからこそ強く感じれたことで、今現在は高知のご飯に毎日助けられています。ご飯はやっぱり最高…!
観光地の濃さ
高知には、私が思っていたよりもずっと素敵な観光地があるように感じました。ひろめ市場、高知城、はりまや橋などなど…。他県より観光地の数が多いとは言い切れないのかもしれませんが、住んでいて、観光していて感じたのは、一つ一つの観光地が濃いということです!
家族で高知観光をした際には、桂浜や祖谷のかずら橋、龍河洞など、様々な場所を訪れたのですが、どこも非常に印象に残っています!

個人的に最も印象に残っている場所は、高知県の景勝地、桂浜です。心地よい波の音にとても癒されます…!

また、桂浜にある小さな水族館、桂浜水族館もおススメ!ウミガメやペンギンにエサをあげれちゃいます♪
私のように家族と行っても、友人や恋人と行っても楽しめる場所だと思います。ぜひ行ってみてください!
桂浜 📍〒781-0262 高知県高知市浦戸6
営業時間 24時間営業
桂浜水族館 📍〒781-0262 高知県高知市浦戸778
営業時間 月曜~日曜:9時00分~17時00分
住んでいれば、必然的に高知にある観光地の存在を知ることができ、実際に訪れることで観光地の濃さを実感できます!
ひろめ市場に行ってみれば、人との距離の近さを感じました。高知城に行ってみれば、城の構造や土佐の文化を知れました。そして、仁淀河や桂浜に行ってみれば、自然を強く感じれました。人や歴史、自然の密度が濃い観光地で溢れている。そんなことを、住んでみて、観光してみて感じています。
まとめ
高知に移住してから半年。私はいつまでも、帰省の日が一番楽しみな日なんだと思います。それは寂しいだとか、高知での生活が辛いからというわけでなく、遠方だからこそのワクワク感があるからです。どの交通手段を使って帰省するのかを考える時、飛行機が選択肢の一つとしてでてくるのですが、やっぱりそれは”遠方だから”うまれる選択肢です。
夜行バスで帰るとなれば、相当な時間を当然要します。腰を痛めるという犠牲が時にうまれはしますが、到着した時の満足感はとても大きいです。それもまた、”遠方だから”こそ感じれるものだと思います。
また、高知でお土産を選ぶ時間も良いものです。遠方でそう簡単に行けない場所であるために、お土産を相手にあげた時の喜びはとても大きく、私自身も高知の食の魅力を遠方に住む家族や友人に伝えられたことをうれしく感じました。なんだか、長野と高知を繋ぐ架け橋に、勝手になったような気がしています…!
遠方だからこそ、移住したからこその気づきや感じ方がきっとあります。
そしてこの気づきや感じ方を通して、地元に加え、移住先である高知も次第に安心できる場所になるんだと、私は思っています。



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