[大阪出身が語る]高知のええとこ
大阪から高知に来て、最初のころはぶっちゃけびっくりした。街は静かやし、コンビニも数も種類も少ないし、「え、ここで大学生活4年間やっていけるん?大丈夫なん?」って思った。でも、気づけば高知のこの”ゆったりとした空気”が心地よくなって、今では「高知に来てよかった」とまで本気で思ってる。都会ではいつも人の流れが速くて、自分もそのスピードに合わせるのが当たり前やった。けど、高知では立ち止まる時間がある。自然がすぐそばにあって、人があたたかくて、日常の中に”癒し”がある。この記事では、そんな大阪出身の私が感じた”高知のええとこ”をいくつかに分けてリアルに紹介していきます!


①人の距離感がちょうどええ
大阪はめっちゃフレンドリーやけどがやがやしてて、めっちゃうるさいって思う人も多いと思う。しかし高知は大阪と異なり、落ち着いていて優しくて、話すと温かみを感じる。ちょっと話しただけでも笑顔で返してくれるし、大学内でもすぐ顔見知りになれる。初めてでも「よそもん扱い」されへん落ち着いた大人っぽい空気感が心地いい。誰とでも自然と仲良くなれるって最高の環境やと思う。
②飯がとにかく美味い
これは高知にきて一番初めに驚いたこと。カツオのたたき、芋けんぴ、日曜市の野菜等。大阪も
うまいもんの街”やけど、高知のご飯は新鮮さと素朴さのレベルが違う。大阪が不味いと言ってるんじゃなくて、高知が美味すぎる。高知にきて様々な飲食店や居酒屋に行ったけど、どこも鮮度がよく、「飯で感動するってこういうことか!」ってなった。カツオのたたきは観光で食べるものやと思ってたけど、地元の居酒屋とかスーパーで普通に売ってるやつでも、もう美味すぎる。しかも魚だけではない。日曜市の新鮮な野菜や果物、芋けんぴ、地鶏、ゆずドリンク、どれも”素材の味”がしっかりしてる。大阪とは違って、”派手さ”ではなく”丁寧な美味さ”がある。自分なりにかみ砕くと、”大阪は安くて美味い””高知は鮮度がものすごい”という感じ。「飯がうまい=生活がうまくいきそう、楽しめそう」って実感して不安とか寂しさも忘れる!


③大学生にとって”ちょうどいい環境”
ここ高知市は都会過ぎず、田舎過ぎずとちょうどいい環境。人も多すぎず、一人一人の関係が深くなりやすい。大学生になって遊んでばっかりの人、勉強が手につかなくなってしまった人などが多いけど、高知では遊びも勉強もバランスよくできるという印象があるし、実際私の周りの友達もそのような人が多い。家賃も食費も大阪に比べて安い。無理やりバイト詰め込まんでも生活できるから、その分やりたいことにとことんお金を使える。勉強、趣味、自分磨きに多くの時間を費やせるのがホンマに大きい。また静かな日常の中にも、イベントやお祭り(よさこいとか)などで、一気に盛り上がる瞬間がある。「落ち着き」と「熱さ」が混在してて、学生にはいい刺激になると思う。

④自然が身近すぎる
正直大阪出身の私からすると、小さいころから自然と触れ合う機会はそう多くなかったし、あまり魅力とも思っていなかった。しかし、大学帰りに海辺で夕日を見たり、週末には仁淀川や桂浜などの観光名所にも行けるし、山もすぐそこにある。自然が身近ってだけで、空気が澄んでるし、「遊びに行く」っていうより「自然と生きてる」って感じる。遊びやSNSなど誘惑の多い大学生にとって、自然が身近なのは本当に大きいことだと感じる。勉強やバイトなどで疲れていても、ちょっと外出するだけでそんなこと忘れることができる。”自然が癒してくれる”って言葉、高知に来てからほんまやと実感した。


正直、大阪から高知に来たときは「何もないやん」って感じた。しかし、時間がたつにつれて、その”何もない”が少しずつ心地よくなってきた。人が優しくて、街が落ち着いていて空気が綺麗で。そんな当たり前のようなことが、実はめっちゃ贅沢やったんやなって気づいた。大阪では、毎日があっという間に過ぎて行って、周りのスピードに合わせるだけで精一杯やった。でも高知に来てからは、”ゆっくり生きることの良さ”を知った。多分、都会では味わえん「人とのつながり」もここにはある。居酒屋の常連さんが顔と名前覚えてくれていたり、バイト終わりにみんなで飲食店に行ったり、学校終わりにみんなで買い物に行ったりと、一人暮らしでも”独りじゃない”って感じられる瞬間が多い。高知は派手じゃないけど、あたたかい。静かやけど、芯がある。済めば済むほど”人のぬくもり”を感じられる場所やと思う。
もしこの春、高知に来る新入生がおるなら、最初は不安かもしれへんけど、大丈夫。ここには、ゆっくりなじめる空気と、支えてくれる人が絶対におる。気づいたころには、俺みたいに「高知ってええとこやな」っていう日が必ず来るはず!
#高知トラベル

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