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115.【旅はAIの気まぐれ】ChatGPTが導く、高知市半日ぶらり旅 高知トラベル.com

目次

経緯

皆さんはどこかへお出かけにに行く際、最も障壁になってくるのは何であろうか。お金の問題?時間の問題?とにかく、人によって様々であるが、私にとっての超え難い障壁は「計画を立てるのがちょー面倒くさい」というものだ。勿論、目的地で行きたい所は1つや2つあるが、その後、何処に行くかなどを考えるのが、それがお出かけの醍醐味であると理解していても億劫に感じるのだ。

そこで、最近よく耳に聞くAIを使って、最初から最後まで計画を作ってもらおうと思ったのがこの記事を書き、高知トラベルに投稿することになった発端である。

計画を立てる

今回使ったAIは、誰にでも気軽に扱える「ChatGPT」とした。以下の会話文は実際に、計画を立ててもらった時の会話ログである。(一部省略)

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自:高知市内で半日で楽しめるお出かけ計画を立ててください。

AI:高知市内で半日(3〜4時間程度)楽しめるモデルコースをご提案します。気軽な散策+グルメを中心に、初めての高知訪問にもおすすめです。出発時間によって調整してみてください。

AI:まとめスケジュール

時間活動内容
10:00はりまや橋 周辺集合・散策
10:30高知城 へ移動・見学
11:30ひろめ市場でランチ・市街地散策
13:00(余裕があれば)牧野植物園へ移動・短時間滞在
14:00頃半日コース終了(市内中心で解散)

AI:もし「海が見える場所」や「自然にもっと浸れる場所」を重視したいなら、その方向で別の半日コースもご提案できますが、いかがしますか?

自:牧野植物園の所を「海が見える場所」に変更して下さい。

AI:了解しました!
牧野植物園の代わりに「海が見える場所」を組み込んだ、高知市内で半日楽しめるお出かけプラン(海を感じるコース)をご提案します🌊

時間内容
10:00はりまや橋 見学
10:30高知城 見学
11:40ひろめ市場でランチ
13:15桂浜へ移動・散策
14:00頃桂浜または市内中心で解散

AI:🌊 コースの魅力

移動時間も短く、初めての高知観光にも最適。

市街地の名所+海の絶景」を半日でバランスよく体験。

歴史・グルメ・自然をすべて楽しめる。

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なんと数分で計画が完成!また、ChatGptは素早く計画を提案してくれるだけではなく、表にして見やすくしたり、質問者のニーズに合わせて計画を練り直したりなど、非常に柔軟性のある対応をしてくれた。おかげで、行く場所のイメージを鮮明につかむことができ、さらにこれからのお出かけが楽しみになった。

高知城

「高知城」という見出しで違和感を感じたかもしれないが、計画表の最初にあったはりやま橋は自分の登校ルートであり、見慣れていたので、感想が浮かばず割愛とさせていただく。

気を取り直して、高知城に向かった。はりやま橋からは思っていたよりは近く、歩いて20分程度で到着した。入り口は荘厳で、私にこれから歴史的な建物の中に入っていくのだという、独特な緊張感を感じさせた。そして、目的地である高知城の天守閣へ進軍を始めたが、階段がとにかく上りづらく、途中で撤退も視野に入れたが、何とか登り切り高知城から見える景色を堪能することが出来た。高知城を間近に捉え感動していたと同時に、高知城の歴史が気になってきた。そこで、手元にあったスマホでChatGpt先生に聞いてみた。

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自:高知城の歴史を面白く解説してください。

AI:もちろんです!😊
では、高知城の歴史を「ちょっとドラマ仕立て」で、楽しくご案内しましょう。

AI:🏯高知城――“南国の要塞”にして“奇跡の生き残り城”!

🌊第1幕:南国の地に、野望が立つ!

時は戦国時代の終わりごろ。
天下統一を果たした豊臣秀吉の家臣・**長宗我部元親(ちょうそかべ もとちか)**が土佐(今の高知県)を支配していました。
しかし――運命のいたずら。

関ヶ原の戦いで、長宗我部家は徳川方ではなく西軍につき、敗北。
結果、領地は没収されてしまいます。😢

その後、土佐にやってきたのが新しい支配者、山内一豊(やまうち かずとよ)


⚒第2幕:「え?湿地帯に城を建てるの!?」

1601年、一豊は「高知」という、湿地の多い土地を見てこう言いました。

「うーん……湿地だらけ。でも、ここなら敵が攻めにくい!」

彼はあえて難しい土地に城を築くことを決意
最初は湿地に苦しみ、城の石垣が崩れたり、堀がドロドロになったりとトラブル続出💦

しかし、土木好きな一豊は粘り強く改良を重ね、
ついに1603年(慶長8年)に高知城が完成!


🔥第3幕:火災で焼けても、再び立ち上がる!

ところが悲劇が訪れます。1727年、大火事で天守を含む多くの建物が焼失🔥
「もうダメだ…」と嘆かれましたが、
土佐人の粘り強さがここで発揮されます。

1749年、再建完了!
天守・本丸御殿・追手門などがすべて復元されました。

この再建版が、今も残る高知城なんです。


🏰第4幕:「現存12天守」の誇り!

実は日本にある“当時の姿のまま残る天守”は、わずか12城だけ。
高知城はそのひとつで、天守と本丸御殿が両方残っているのは日本唯一!

つまり、高知城に行けば、江戸時代のお殿様が実際に住んでいた雰囲気をそのまま感じられるんです。


🎭第5幕:現代の高知城は“市民の憩いの場”

今では高知城は「高知公園」として市民や観光客に愛されています。
春には桜が咲き誇り、夜にはライトアップ。
お堀の鯉がゆったり泳ぎ、かつての戦国の緊張感はどこへやら――
まるでお殿様も「やっとのんびりできるわい」と言っていそうです😌

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急なむちゃぶりでも瞬時に対応した返答が帰ってきて驚いた。一人では少し退屈になってしまうような場面でも、AIを活用することで、いつもとは違った楽しみ方が出来る。新たな旅の形としてかなり面白いと感じた。

ひろめ市場

高知城からはりやま橋方面へUターン。時間は予定から少しずれて11:50、それが原因かひろめ市場はかなり混雑しており、席をとるのにかなり苦労した。そして、何とか席がとれた後、早速お目当てのカツオのたたきを注文しに店舗をめぐりに行った。ひろめ市場内は賑わっているのは当然として、一番印象に残っているのは食品の種類の豊富さだ。カツオのたたきなどの刺身類を筆頭に、焼き鳥や揚げ物、変わり種としては、ウツボのから揚げなどもあった。このことから、如何にひろめ市場が飲み場として完成されて来たのか歴史を感じた。

数ある店舗の中から悩みながらも店を決めて注文を行い、カツオのたたきが来るのを胸を高鳴らせながら待っていた。大体十分後、ついにその時が来る─

写真で映し出しきれないほどの、カツオの身の厚さや煌びやかに目を奪われた。そして、一口食べてみると、カツオのたたきという食べ物の常識が一変するほどの衝撃を受けた。この言葉を過大評価だと言う人こそ、是非ともひろめ市場に行ってみてほしい、理由はうまいから。

桂浜

昼食を食べた後は、バスに乗って約一時間、眠気に襲われながらも無事桂浜に到着。まずは、商業施設エリアへ向かった。桂浜名物であるアイスクリンを心地いい潮風に当てられながら食べたり、お店でお土産を選んだり、あれやこれやとしている内に、あっという間に時間が溶けていた。

このままでは、浜に行く前に日が暮れてしまうと思い、風が吹く方に直行。そこには、目の前いっぱいに青が広がっており、波のさざめきと共に、言葉で言い表すならば、いわゆるエモい雰囲気が漂っていた。

私が見た夕方の桂浜は、どこか非現実的で味わい深いものであった。しばらく、何も考えずにこの風景に浸っていたが、帰りのバスに乗るため、現実に戻ることにした。何か悩み事ができて、心が浮足立ったら、またここに来よう思った。一旦現実を忘れ、心を落ち着かせてくれる場所だと感じたからだ。

最後に

以上で私とAIが行く旅は終わったが、想像していたよりもAIの汎用性が高く、計画を立てるだけではなく、途中で気になったことを聞いてみたりなど、色々な場面で今回の旅を彩ってくれた。なので、私がお勧めする旅におけるAIの使い方は、計画を立ててもらうのも良いが、計画を立てるのが好きだという人は、自分が好奇心を持ったことに対して気軽に質問や意見を投げかけてみると、思いがけない発見があり面白いかもしれない。この記事を読んで少しでも興味を持った人は、ぜひ、「旅はAIと道連れ、世は情け」的なお出かけを楽しんでみてはどうだろうか。

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