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74.【宇宙人と幽霊は実在する!!!】高知のう☆わ☆さ

目次

はじめに

高知は日本いや、四国内でも田舎側に位置する県だがどのような噂があるのだろうか。この記事では高知で知られている噂を紹介していく。

さて、ここで言う「噂」の定義を決めておこう。噂とは、歴史のなかで言い伝えられてきた都市伝説的なものから、町の人々がなんとなく知っている、聞いたことがあるものとする。

 これは高知だけに関連したことではないが、南海トラフ地震が近い将来に起こるといわれている。高知は南海トラフ地震による被害が大きいと推測されているので紹介しておく。ずばり、地震は人工的に起こっているという都市伝説?、陰謀論?がある。これも噂の一つだ。もしも、地震が人工的に仕組まれたものだと考えるとゾッとするね☆

UFO!?


 一つ目は、なかなか昔の都市伝説系の話だ。その名も「介良事件」(けらじけん)。別名、介良小型UFO捕獲事件とも呼ばれる。この事件は1972年に起こったものである。簡単に説明すると高知市の介良町で、地元の中学生たちが空飛ぶ円盤を目撃し、捕まえて持って帰ったという話だ。詳細に説明していく。数人の中学生数人が田んぼで光る奇妙な物体を発見した。この事件をモチーフにした映画が制作されているとかいないとか。その物体は直径70cm程でアルミ製のようだったという。70cmとは大きいね。生後6~9ヶ月ぐらいの赤ちゃんの大きさだね!UFOといえば、というような皆さんが想像する鍋を上下に合わせたような形状で側面には文字が刻まれていた。彼らはUFOに近づくとコンクリートのブロックを叩き付けるという暴挙に出た!なんということだ!そのままUFOは停止した。中学生は物体を家に持ち帰り押し入れにしまった。しかし、UFOは押し入れから消えてしまったというのだ。未知のテクノロジーによるものなのだろうか...消えたと思えば再び少年らの前に現れ、捕獲を繰り返したという。それが約一か月たった後UFOは姿を消したという。このような青春の形もあるのだなと思った。少年たちは捕獲したUFOを叩いたり、水をかけたりした。このようなことをしたら宇宙戦争に発展しそうでいささか不安である。

歴史の闇と「七人ミサキ」の怨念

二つ目は、高知の怪談・噂話として最も有名で、土佐の歴史と深く結びついているのが、戦国時代末期から安土桃山時代にかけての「七人ミサキ」の噂だ。高知県出身の人はこの話聞いたことあるのかな?これは、戦国武将・長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)にまつわる凄惨な話である。
                       長宗我部元親                                            

長宗我部元親

藩主の怒りと無念の死

物語の発端は、元親の家臣であった吉良親実(きら ちかざね)が、元親の息子である信親(のぶちか)の後継者問題において、元親の意向に反する態度を取ったこと、または家老との確執などが原因とされる。元親の逆鱗に触れた親実は切腹を命じられた。昔は、偉い人を怒らせるとパワハラでは済まなかったんだな。

しかし、この悲劇は終わらなかった。親実の切腹後、親実に味方した家臣7名が、次々と斬殺されたという。親実を含めれば「八人」となるが、この「七人」の武士たちが、後に「七人ミサキ」として語り継がれることになるのだ。彼らは単に殺されただけでなく、その怨念が長く土佐の地に留まり、その一族にまで祟りをなしたと伝えられている。

伝説では、切腹した親実の妻も悲しみのあまりに自害して、八人の子のうち七人が発狂して死んだとも語られている。

この凄惨な事件は、高知市春野町付近にその名残を留める吉良神社(吉良親実を祀る)や、関連地に今もって「血の池」や「祟りの地」といった伝承と共に語り継がれ、歴史の重みを今に伝えている。もし、この土地を訪れる機会があれば、高知トラベルとして静かにたたずむ神社に、当時の無念の念が漂っていないか、耳を澄ませてみるのも一興かもしれない。

土佐の自然が産んだ異形の者たち

高知の深い山林と、豊かで清らかな水系は、古来より「河童」や「山神」など、多様な自然霊の棲み処とされてきた。高知に住んでいるとたくさんの霊に出会えるかもしれないね。

🐒 猿猴(えんこう)――河童とはちょっと違う土佐の水の怪

高知県に伝わる水の精霊で、猿猴(えんこう)は、一般的に知られる河童と似ているが、土佐独自の性質を持つ。夏場に子供を水中に引きずり込み、その「いど(肛門)」を抜くと恐れられた。これは子供の生命力を奪うという信仰に基づいている。怖すぎるぜ☆「肛門を抜く」って何を食べたら思いつくんだ。

一方で、猿猴は悪さばかりするわけではない。相撲を挑んできて負けると、逆に助けてもらえたり、人間の女性にいたずらをして腕を切断されてしまい、謝罪として川魚や接骨の秘術を教えるといった、契約的な側面も持っていたとされる。

💔 山路の旅人を襲う「ヒダル神」

特に山間部での信仰が厚かったのが「ヒダル神(ひだるがみ)」の噂である。これは、山道で急に激しい空腹感に襲われ、冷や汗をかき、歩けなくなるという症状を引き起こす憑き物です。

土佐郡土佐山村では「クワン」とも呼ばれ、この状態に陥ったら、何か一粒でも口に入れると治ると信じられていた。中には、弁当の食い残しを持って行ってはならない」という教えや、憑かれた際に身につけている物を後方へ投げると治るという、地域ごとの対抗策が細かく伝わっています。これは、旅の安全を願う人々の切実な祈りが形になったものと言えるだろう。対策が地域ごとに設けられているのはおもしろいね。

👹 江戸時代からの怪異絵巻『土佐お化け草紙』

高知(土佐国)を舞台とした妖怪絵巻として『土佐お化け草紙』が江戸時代に存在した。作者は不明だが、全16話の怪異譚が収録されており、「山父(やまじち)」といった土佐に特有の妖怪や怪談が描かれていたとされる。現代の妖怪ブームの先駆けとも言えるこれらの絵巻は、当時の人々の間で妖怪がどれほど身近な存在であったかを物語っているね。

最後に

高知の噂や都市伝説は、雄大な自然と関連していて、歴史の荒波を乗り越えてきた人々の知恵と恐怖、そしてユーモアが凝縮されていると感じた。吉良親実の無念の怨念から、山道で空腹に襲うヒダル神、そして空からの来訪者とされるUFOまで、その幅広さは高知の奥深さを物語っている。

これらの物語は、単なる怖い話として片付けられるのではなく、自然への畏敬の念や、歴史に対する教訓を現代に伝えているのかもしれない。なんでもかんでも妖怪のせいにしてしまう私たちこそが本当の妖怪なのかもしれない。

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