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33.【特別展 南海太郎朝尊】2次元の推しに「直接」会ってきた

アニメ、漫画、ゲーム好きの人なら誰しも一度は「推しに会ってみたいな~」と思ったことがあるのではないでしょうか?

もちろん私も思ったことがあります!

そんなぜいたくな悩みを解決するのが「擬人化コンテンツ」です。(少々力業な気もしますが…。)

ということで私は「直接」会いに行ってきました。

今回の高知トラベルではキャラクターについて深掘りしつつ、どこで会えるのか?や会ってみた感想なども書いていこうと思います。

今回私が会いに行ったキャラクターはこちら!

ゲーム『刀剣乱舞』の「南海太郎朝尊(なんかいたろうちょうそん)」です!

ゲームの名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

『刀剣乱舞』は歴史改変を目論む敵から歴史を守るため、日本刀に宿った付喪神と共に戦うというストーリーの大人気オンラインゲームです。

『刀剣乱舞』のキャラクターは実在する名刀がもとになっており、戦国武将の織田信長や伊達政宗、新選組の土方歳三などなど歴史上の人物が所持していたとされる刀がたくさんあります。

目次

注意!

刀の名前は基本的に制作された年や作者の名前が付けられます。

この「南海太郎朝尊」も例外ではなく、作者の名前がそのまんま付けられています。

つまり、「南海太郎朝尊」さんが作った「南海太郎朝尊」という刀…ということになるんです。

なんだかややこしいですね…💦

ということで高知トラベルでは刀の南海太郎朝尊は「南海太郎朝尊」、作者のことは「刀工 南海太郎朝尊」と表記しようと思います。

「南海太郎朝尊」とは

「南海太郎朝尊」とは、高知の偉人「武市半平太(たけちはんぺいた)」が所持していたとされる刀剣です。(武市半平太については後ほど説明します。)

刀剣乱舞のキャラクターとしては、「刀工 南海太郎朝尊」の学者気質なところが反映されており、眼鏡をかけた聡明な男性として描かれています。

かっこいい…!!

その一方でお酒に弱かったり、勝手に迷子になった挙句「迎えに来てほしい。」とこちらに要求してきたりと、ギャップもある素敵なキャラクターとなっております。

「武市半平太」とは?

「南海太郎朝尊」を所持していた「武市半平太」。

彼は天皇を尊び、外国の勢力を追い払おう!という「尊王攘夷運動」をするべく「土佐勤王党」結成した人です。

高知駅の前に3つの大きな像がありますよね。

そのなかの一人です。

彼は坂本龍馬と幼馴染でしたが、武市半平太は尊王攘夷派だったのに対して、龍馬は開国して新しいことをしたいタイプだったので、後々意見の食い違いが起こってしまいます。

「刀工 南海太郎朝尊」とは?

「南海太郎朝尊」を作った「刀工 南海太郎朝尊」は高知県高岡郡佐川町出身の刀工です。

佐川町は高知市から電車でちょうど一時間くらいの距離にあるのどかな町です。

この記事を読んでいる人の中にも「地域学実習で行ったよ!」という人がいるかもしれませんね。

「刀工 南海太郎朝尊」は1818年に刀工を志して上京し、その後は江戸や京、大阪や土佐でも腕を振るいました。

だいたい200年前ということは、江戸時代に活躍したんですね!

彼は刀を作るだけでなく、作刀の材料と技法を理論化した「刀剣五行論」、新々刀(江戸時代後期に作られた日本刀)についてまとめた「新刀銘集録」などの著書を残した理論家としても知られているめっちゃ凄い人です。

そしてなんと、現在行われている「特別展 南海太郎朝尊」では彼の刀や彼の著書を見ることができるんです!

特別展 南海太郎朝尊について

「特別展 南海太郎朝尊」は現在10月11日(土)から12月7日(日)にかけて高知県内の8か所で開催されています。

「刀工 南海太郎朝尊」の刀剣を中心として、南海太郎朝尊の刀剣を所持していたとされる武市半平太に関する資料が展示されています。

それに加え、武市半平太の親友だった坂本龍馬、師弟関係にあった岡田以蔵についての資料や彼らが所持していた刀剣を制作した「刀工 陸奥守吉行」や「刀工 肥前忠弘」の作品も展示されるなど、かなり大規模な展示となっています。

高知トラベルでは高知県立大学の学生さんに向けて、開催場所の一つである高知県立高知城歴史博物館をピックアップしてお伝えします!

高知県立高知城歴史博物館

高知城歴史博物館といえば、1回生のみなさんは4月の高知県立大学の創立記念日に一度行きましたね!

覚えているでしょうか?

高知県立大学から徒歩8分の位置にあり、県大生は学生証を提示すれば無料で展示を見ることができます。

ここでは「刀工 南海太郎朝尊」が作った刀が展示されており、中でも全長187㎝の大太刀は見ごたえ抜群です!

自分の身長よりも大きい刀って凄いです…!

それに加え、ここでは写真撮影がOKとなっております。

本物の展示物は基本写真撮影が禁止なのでとても貴重な機会です。

また、展示室前の廊下には刀剣乱舞の「南海太郎朝尊」の等身大パネルが設置されており、そちらも写真撮影OKです。

オタク大歓喜!

珈琲館 イストワール

博物館2階にある「珈琲館 イストワール」という喫茶店もオススメです!

なかなか穴場なのではないでしょうか?

店内はレトロな内装となっており、窓からは高知城が見えるため写真映えも抜群です。

もちろん食事も絶品で、熱々のチーズトーストやホットケーキ、おいしくてかわいいケーキセットなど様々なメニューがあります。

お昼過ぎまでモーニングを食べられるのも嬉しいです。

そしてなんと…

坂本龍馬のコーヒーも飲めます!

凛々しい顔をしていますね。

コーヒー自体はブラックですが、クリームはとてもミルキーですし龍馬はココアパウダーで描かれているため優しい甘さがあり、コーヒーが苦手…という人でも美味しくいただくことができます。

展示を見た後にぜひ寄ってみてください。

感想

今回の展示を通してオタ活を楽しむとともに、歴史の勉強にもなりました。

「南海太郎朝尊」の刀の美しさやその刀の持ち主である武市半平太というフィルターを通して、キャラクターとしての「南海太郎朝尊」がさらに好きになりました!

正直まだまだ語り足りないのですが、今回はここまでにしておこうと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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