こんにちは!高知県の方言に驚いた高知県立大学の学生です!!
今日は、高知県の方言「土佐弁(とさべん)」について紹介したいと思います!
高知といえば坂本龍馬やカツオのたたきが有名ですが、実は言葉にもとても個性的な魅力があるんですよ!
「日本の夜明けぜよ!」

🗣️土佐弁ってどんな方言?
土佐弁は、四国の南にある高知県で話されている方言です。
特徴を一言で言うなら、「勢いがあって、あったかい」言葉という印象があります!
また、イントネーションがハッキリしているので、聞いているだけで元気をもらえるような響きがあります!
たとえば、こんな言葉👇
| 標準語 | 土佐弁 | 意味 |
|---|---|---|
| すごい! | こじゃんと! | とても/めっちゃ |
| 疲れた〜 | しんどいちや〜 | 疲れたよ〜 |
| 〜してる | 〜しゆう | 〜している |
| 〜だからね | 〜やきね | 〜だからね(会話でよく使う!) |
| 行こう! | 行こかえ! | 行こうよ! |
「こじゃんと」「〜しゆう」「〜やきね」など、他県の人が聞くとちょっとかわいく感じるかもしれませんね!特に、「~やきね」や「~やき」は頻繫に日常会話で出てくる方言の代表です!
高知県出身の友だちと話すと「~やき」をたくさん聞きます!
そんな「~やき」にも種類があって、さまざまなニュアンスがあるので紹介したいと思います!
🗣️ 土佐弁「やき」の使い方と日常会話例
たとえば友だち同士の会話だと、こんな感じになります。
💬 ① 理由を説明するとき
A: なんで昨日来んかったが?(なんで昨日来なかったの?)
B: ちょっと熱あったやき、休んじょったがよ。(ちょっと熱があったから休んでたの。)
👉 標準語でいう「〜だから」に相当します!
💬 ② 強調・念押しのとき
A: このカツオのたたき、めっちゃうまい!
B: 当たり前やき、高知の味やもん!(当たり前でしょ、高知の味だもん!)
👉 「〜だもん」「〜なんだよね」と同じようなニュアンス。ちょっと誇らしげですね!
💬 ③ 会話のつなぎとして(軽い説明)
A: あの店、なんでそんな人気なが?
B: 安くて量も多いやき、学生に人気ながよ。(安くて量も多いから、学生に人気なんだよ。)
👉「やき」は日常会話でよく“理由をやわらかく説明する”ときに使われます!
💬 ④ 感情を込めて言うとき
A: 今日、雨ばっかりで嫌になるねぇ。
B: そうやきね〜、洗濯もできんちや。(そうだねぇ、洗濯もできないし。)
👉「そうだよねぇ」「まったくだよね」と同意する感じです!
このように、「~やき」だけでも多くの種類があってとてもおもしろいです!
高知県出身の友だちとの会話は最初こそ慣れなかったとこもありましたが、いったん慣れてしまえば自分も知らず知らずのうちに「土佐弁」がででいることもあります(笑)
また、方言を知ることで会話が広がることもあるのでとても楽しいですよ!!ぜひ一度他県のお友だちとお互いの方言について話し合ってみてください!きっと会話がより一層弾むはずです!!
🌊土佐弁の魅力
土佐弁の魅力は、人の温かさがにじみ出るところだと思います!
ちょっとぶっきらぼうに聞こえるときもありますが、その中には優しさや照れくささが詰まっています。
地元を離れて暮らすようになってから、「〜やきね」「〜しゆう」などの言葉を聞くと、
なんだか懐かしい気持ちになるんです!
🐟おわりに
方言って、その土地の文化や人柄がよく表れるものだと思います!
土佐弁には、高知の明るさ・自由さ・人懐っこさがぎゅっと詰まっています!
もしこの「高知トラベル」を見て、高知に来る機会があったら、ぜひ地元の人と話してみてください!
きっと「こじゃんと」温かい言葉が返ってきますよ☺️
それではまた!!


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