「高知で遊べるところはイオンしかないき……」
高知市には43の小学校、25の中学校、17の高校、5の大学があるが
ここ高知市で学生生活を送るZ世代がみな口をそろえて発する言葉がある
「イオンしかない」
学生の最後の砦“イオンモール高知”はなぜこのような役目を担っているのか徹底調査していく
学生の放課後
学生は学校で青春して、学校外で青春している
わたしは広島県尾道市で高校を卒業し、高知市で大学生をしている10代だ
わたしの放課後に『イオンに行こう』といった都会向いたセリフは1つもなかった
尾道は観光名所ではあるが学生に向いた街ではなかったからだ
放課後はいつも瀬戸内海の海風を感じながら海沿いでコンビニ飯を食べたり自転車を走らせたりしていた
しかし、ここ高知市の放課後は街中心の生活に染まり、街一番の学生のたまり場が“イオンモール高知”なのだ

イオンモール高知の魅力
さて、ここからはここ“イオンモール高知”がなぜ学生のたまり場になっているのか調査していく
学生は何を求めてやってくるのか?
昨年まで高校生だったからこそわかる決定的な理由がある
ズバリイオンモール高知が学生でにぎわう理由は高知市で唯一『〝新しい〟が集まる場所 』だからだ
学生はトレンドをとても重要視する傾向がある
そのため若者の流行りが充実している場所が学生のたまり場になるのだ
「インスタで見たあれ食べに行きたい!」
「X(旧Twitter)でバズってたあれが欲しい!」
「TikTokで流れてきたあのファッション真似したい!」
こんな学生の声を解決してくれる店舗がイオンモール高知にはたくさんある
放課後の学生たちは、ここで何を見て、食べて、楽しんでいるのか
実際に学生に人気の店舗を3つのジャンル――服・食べ物・雑貨――から紹介していく
1.服ーFashionー
放課後のイオンでまず向かうのは、やっぱり服のフロア
学校が終わったばかりの学生たちが制服のまま立ち寄り
「このパーカーかわいくない?」「次のデートこれ着ようかな」なんて会話が飛び交っている
高知市にはアパレルショップが多いわけではないけれど
イオンモール高知にはトレンドを感じられる店がしっかりそろっている
SNSで見た「今っぽい」を実際に手に取れる場所
それが、放課後の学生を惹きつけている理由だ
ここでは、そんな学生に人気の3つのブランドを紹介していく
ユニクロ
どんなスタイルにも合わせやすい定番ブランド
高品質で長持ちするシンプルで清潔感のある服が多い
冬場はみんな着てるヒートテック、春にはエアリズムのTシャツなど、季節ごとの必需品が揃っている

GU
流行をいち早くキャッチしたい学生がまず向かうのがここ
手ごろな価格でトレンドを楽しめる気軽さが人気の理由で、「TikTokで見た服、GUにあった!」という声も多い
カラー展開が豊富で、友達と“おそろコーデ”や“色違いコーデ”を組むのも定番になってきている

WEGO
個性派・ストリート系ファッションを好む学生の聖地
「人とかぶりたくない」「自分をを表現したい」そんな学生が集まる場所だ
鏡の前で友達同士が写真を撮っていたり、お互いに服を合わせてみたりと明るい声が飛び交っている

2.食ーFoodー
ショッピングをひとまわりして
そんな時間のあとに欠かせないのが食べること
イオンモール高知は学生にとってお腹も心も満たされる場所だ
友だちとおしゃべりしたり、ひとりでゆっくり過ごしたり
それぞれの放課後にぴったりの味がここにはある
Food Forest
イオンモール高知の中心にあるフードコート Food Forestは学生たちの定番の集合スポット
価格も学生にやさしく、学校帰りのちょっとした贅沢にぴったり
友だちとテーブルを囲んで、笑いながら食べる時間はまさに放課後の象徴といえる

STARBUCKS
放課後ちょっと一息つきたいときに自然と足が向くのがスタバ
おしゃれで落ち着いた雰囲気だけど、意外と学生でにぎわっている
人気のフラペチーノを片手に写真を撮ったり、テーブルで宿題を広げたりなど
それぞれが自分のペースで過ごせる空間だ
新作ドリンクが出るたびに行く予定を立てて盛り上がるのも学生の放課後あるあるだ

3.雑貨ーGoodsー
服を見て、食べて、しゃべって、まだ帰りたくない放課後
そんなとき足が向くのは雑貨コーナー
文房具やアクセサリー、インテリアまで、実用性とかわいいがそろっている
明日の気分を少し変えてくれる、そんな雑貨が見つかる場所だ
無印良品
シンプルで落ち着いた空間が印象的な無印良品
文房具、コスメ、収納グッズなど、どれも学生にとってちょうどいいものがそろっている
学校で使うペンやノートをそろえたり、自分の部屋を整えたりなど学生生活に寄り添うブランドだ

3COINS
安くてかわいいが見つかるのが3COINS
どれも300円(+税)とは思えないクオリティでアクセサリーやスマホグッズなどがそろう
季節ごとの新作やコラボアイテムも多く、SNSで話題になることも多い
友だちと「これかわいくない?」と盛り上がっている姿をよく見かける

4.番外編ーothersー
服を見て、食べて、雑貨を眺めて
それでもまだ、どこか名残惜しくて帰れない
そんな放課後にぴったりな場所が、イオンモール高知にはまだある
ここからは、番外編として放課後の終わりを覗いてみよう
Puri Mart
友だちとの思い出をかたちに残すならやはりプリクラだろう
放課後に制服のまま寄ってプリを撮るのは、学生の定番だ
撮った写真を見返すたびに、あの日の放課後の楽しさがよみがえるはずだ

青春の惹き出し
こうして見てきたように、イオンモール高知は学生の放課後がぎゅっと詰まった場所だ
服、食べ物、雑貨、そのどれもが日常の中にちょっとしたワクワクをくれる
今回紹介しきれなかった中にも
Right-onやH&M、サーティワンアイスクリーム、PLAZAやヴィレッジヴァンガード、さらにはTOHOシネマズなど
学生に人気のスポットはまだまだある
どの店にも共通しているのは、
「放課後の少しの時間を、ちょっと特別にしてくれる」ということ
イオンモール高知は、トレンドを追うだけでなく、
友だちと笑い合う瞬間や、自分らしさを見つけるきっかけが集まる場所だったのだ
高知の学生にとって、イオンは“遊び場”というよりも“青春そのもの”になっているのかもしれない
掲載:高知トラベル
参考:https://www.aeonmall.com/facility/detail/3962/

コメント