はじめに
高知と言われて何が思い浮かぶだろうか。坂本龍馬?カツオのたたき?広末涼子?色々思いつくだろうが忘れないでほしい存在がある。それは、ヌオーだ。
何も考えてなさそうではあるがどこか愛嬌があるヌオー。このポケモンと高知がどのようなつながりがあるのだろうか。実はヌオーは2024年11月に高知だいすきポケモンに任命された。つまり、高知の顔である。
道や県ごとには「推しポケモン」がいて、それぞれのポケモンが地域の魅力を紹介している。鳥取県は”サンド”、沖縄県は”ガーディ”、近隣の県である香川県は”ヤドン”など、いろんなポケモンが担当しているのでぜひ推し地域、推しポケモンを探してみてほしい。
さらにマンホールにポケモンがプリントされている”ぽけふた“も点在している。高知には13か所のぽけふたがあるが、今回は高知トラベルということで高知市から一番近い距離にある香南市夜須のヌオーを探しに行くことにする。
ついでにChatGPTにマンホールの場所を1つのマップにまとめた地図をつくってもらった。
この地図を見てみなさんも高知にいるヌオーを探しに行ってみてほしい
事前準備
ヌオー電車が何時に走るかというのはどこかに書いてあるわけではないので、知りたい場合は直接聞く必要がある。
とさでん交通に2日前から電話で聞くことが可能なのでヌオーに乗ってみたい方は下記の電話番号までかけてみてほしい
とさでん交通(株) 電車輸送課 088-833-7121
電話をした結果、日曜日は8時半から9時45分までの間、高知駅と桟橋を往復するとのことだ
午前中の1時間ちょっとだけか、、午後は走らないのか。仕方がない。朝早く起きて行こう
JRの時刻表を見たら丁度いい時間があったので、以下のようなスケジュールを組んだ
出発時刻予定
- 8:31 ヌオーに乗って高知駅出発
- 8:45 ヌオーから降りて、はりまや橋出発
- 9:45 土佐くろしお鉄道に乗って夜須へ
スケジュールは完璧にできたからあとは時間通りに朝起きるだけだ
当日の朝
寝坊した。確実に間に合わない。家から高知駅まで15分はかかるのに、起きたのが8時10分
ということで別スケジュールを急遽構築して行くことにする。
と思ったが、起きてすぐで頭が回らないので高知駅に行って適当なヌオーを捕まえていこうと思う。
家を出ようとした時に外から路面電車の音が聞こえてきた。窓を開けると、ヌオー電車が高知駅に向かっている途中だった。急いで準備をして、ヌオーを追いかけるように家を出た。路面電車が停留所にいる時に追いつき、自転車が信号で止まったときに追い越されたが、なんとか高知駅の前でヌオーを追い越した。自転車を駐輪場に急いで置きにいったあと、停留所に走って向かった。ヌオーが止まっていた。予定より40分遅くなったが、ヌオーに乗れたのでヨシ‼️

高知駅を9:11に出発するヌオーに乗る。

外装

電車上部


電車内部
電車の内部にも何体もヌオーがプリントされていた。こんなにもポケモンに囲まれることはなかなか無いだろう
10分ほどヌオーに揺られたのち、はりまや橋に着いたのでここでヌオーとはお別れ😭

はりまや橋で降りて、ごめん行の電車に乗ろうとしたら、トムとジェリーの電車を見つけた。
しかし、料金表を見てたら先に行ってしまった。😥😥

とりあえず次に来た電車に乗ってごめん町駅まで乗り換えなしで行けるはずだ。

さて、電車に乗り込んだので、50分ほど揺られながら到着を気長に待っておこうと思う。時間がたつにつれて、町の景色が変わってきて、町を歩く人の数が減ってきた。停留所に止まるたびに人が降りて行って、自分がどこか山奥の秘境に向かっている感じがした。なんとなくイヤホンをつけて気分を上げながら到着を待っていた。電車は、停留所に止まった。文殊通だ。まだまだごめん町駅まで時間はある、、、そう思っていた。
駅員「お降り下さい。」
筆者「ん?」イヤホンを急いで外して聞き返した
駅員「乗り継ぎです」
まじか。急いで荷物を持って出口に向かう。整理券を投入口に入れ、乗り継ぎ券をもらった。お金を入れようとしたら、投入口を封じられて、
駅員「料金大丈夫です」
筆者「ああ、はい」何も分からないまま停留所に降りて、とりあえず次の電車を待っていた。次の電車はすぐに来て、乗り込んだ。公共交通機関って難しいネ😐
そしてごめん町駅に到着!!!歩道が狭く、田舎の町並みを感じた。


ごめん駅とごめん町駅があるため、ごめん町駅はありがとう駅という愛称で呼ばれているらしい。
ごめん町駅にはごめんまちこさんが鎮座していた。
ちなみに、高知の各駅にはやなせたかし氏作のキャラクターが待ち構えている。

ここからくろしお鉄道に乗って夜須に向けて出発
自分が乗った列車は、オープンデッキが用意されていて、高知の景色を堪能しながら風を感じることができた。
かなり風が強かったので帽子をかけたままにしたり眼鏡をかけている人は要注意だ。

到着
ついに到着した。夜須駅から降りてすぐにヤ・シイパークがあり、今回の獲物”ヌオー”はそこにいる。

駅を降りたらすぐ「やすにんぎょちゃん」がお出迎えしてくれた。やはり、やなせたかしは偉大である。

駅から降りてちょっと歩くとヤシの木が植えられており、一番近いヤシの木の根元で見つけた
ヌオーだ。
このイラストには、ヌオーとシビシラスが一緒に描かれていた。
ここが太平洋と面しているためか、ヤシの木とビーチを背景に遊んでいるイラストだ。
ヌオーがシビシラスたちに手を振っていて、親子の関係のような何かを感じる。

昼食

昼食は近くにあったご飯屋さん”manamana”でロコモコ丼をいただいた。南国市ではないが、南国感を感じることができた。向かいの窓から海を見渡すことができて、テラス席が解放されているときもあるので、海の潮風を肌で感じることもできる。
ビーチでは、ビーチバレーをする場所が設けられてるため、夏の暑い日に友達と行ってみるのはどうだろうか。


お土産屋さんでもヌオーを発見した。
見た目は可愛いが、値段は可愛くないので購入はまたの機会にしようと思う。
帰宅
12時37分に夜須を出発する列車に乗り、13時30頃に高知駅に帰ってきた。
帰宅途中、路面電車が高知駅に帰っていくのが見えた。

え、、、午後も走ってたの…
以下、参考ページ

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