室戸のキンメ丼をご存知でしょうか?
深海に生息しているキンメダイ。
室戸市東側の海底は急激に深くなる地形となっており、沿岸近くの漁場で漁獲し鮮度の高い状態で水揚げすることができます。
室戸市内ではそんなキンメダイを使ったご当地丼「室戸キンメ丼」を食べることができる。
室戸キンメ丼にはいつくかのルールが存在していて、
■正式名称は「室戸キンメ丼」とする。
■室戸沖でとれた金目鯛を使う。
■ご飯に「室戸産金目鯛の照焼き」と「地魚の刺身」をのせる。
■各店独自の「金目鯛のダシ」をつける。
■具材は高知県産にこだわる
といったものがあり、観光品としての強いこだわりを感じます。
キンメダイの旬は12月〜2月と言われていて、その時期に食べるキンメは油がのっていてとても美味しい。
私が2023年冬に訪れた「料亭 花月」は、昼時行列ができる、大正14年から続く名店です。

一番の人気商品、室戸キンメ丼、お吸い物などがついた商品は1800円となかなかのお値段。
しかし大阪や東京で同じものを食べようとすると倍以上のお金がかかるので、この金額は比較的リーズナブルな値段であると言えます。
金目鯛が豪華に乗った丼には、季節の地魚もふんだんに使われています。
金目鯛のだし汁もあるので、最後はお茶漬けとして2段構えの楽しみ方ができる。
高知市内から室戸まで約80km、車で1時間半という絶妙に行こうか行かないか迷う距離ではありますが、まだ食べたことがない人にぜひ食べてもらいたい1品です。

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