土佐から浪花へ…

カッタン、コットン・・・ あら、ヌオー電車ですね。(高知の路面電車、丸っこくてヌオー似てるのわかる?まるで水地面…)
高知は四国で唯一、本州との接続がないため、旅行ハードルが高いかもしれません。路面電車で高知県内の観光場所をめぐるのもいいけど、たまにはよそ見もしたくなると思います。
そんな時には大阪旅行です!浪花出身、土佐在住の大学生が、浪花旅行をご紹介します!
また、みなさんもお好み焼きや、たこ焼きを無性に食べたくなる日が来ると思います。そんな時にふと大阪旅行を思案する際に、何を利用するのが最適かわからなくなると思います。
高知から大阪へ遠く感じる方もおられると思います。また、飛行機、バス、新幹線を利用した行き方など、多くの手段があります。それぞれの手段の特徴と、パターンに合わせたおすすめの行き方をご紹介します。
路面電車の話も登場しますので、土佐要素も、浪花要素も楽しんで下さい。
また、宿泊にお勧めの最寄り駅もご紹介します。どの駅が便利かわからない!といったお悩みもあるかと思いますが、目的地別に便利な最寄り駅もご提案させていただきます。
今回は市街地に行くことを中心にしていますが、USJについての記述も少々ありますので、ご参考程度にお願いします。
結局どの手段がおすすめなのか
行き方は大きく分けると4つあります。
Ⅰ 高知龍馬空港を出発点に~高知龍馬空港から伊丹空港までの飛行機
Ⅱ 高知中心部を出発点に~はりまや橋または高知バスターミナルから難波(OCAT)・梅田までのバス
Ⅲ 高知駅を出発点に~高知駅から岡山駅を経由して新大阪駅までの新幹線
Ⅳ 四国県内を出発点に~徳島駅を経由して和歌山市へのフェリー
正直、どの手段がおすすめかについては、皆様の要望によります!
結論を以下のようにまとめてみます。
飛行機✈がおすすめな人 時間をお金で買いたい人!
新幹線🚄がおすすめな人 お金云々よりも旅行気分を味わいたい人!
バス🚌がおすすめな人 なによりも節約を重視する人!
フェリー⛴がおすすめな人 時間、費用なによりもロマン重視な人!
それぞれ、飛行機、新幹線、バス、フェリーを比較し、一つずつ特徴を見ていきましょう。

高知龍馬空港を出発点に
高知中心部から空港へは、とさでん交通などのバスが中心部発を中心に発着しています。高知駅バスターミナル発は、路面電車高知駅を降りてまーっすぐです!
飛行機利用は、お金をどれだけかけてもいち早く大阪に着きたい人におすすめです。
飛行機を利用する場合の大きなメリットは、非常に所要時間が短いことです。離陸してから着陸するまで、約45分となっています。そのため、一寝入りしてしまうと、すぐに着陸になります。
私は、ウェルカムドリンクのリンゴジュースとお茶を愉しんでいる間に着陸準備に入ってしまい、机を片付けたことがあります。(両手に花と言わんばかりの紙コップでした)
デメリットとしては、費用がかさんでしまうことです。往復利用かつ閑散期であっても、25,000円程度になってしまいます。
注意点としては、到着空港が、関西国際空港(KIX)ではなく、伊丹空港(ITM)しかないことです。伊丹空港から、市街地までは、バスを利用することができます。荷物を受け取るターンテーブルの場所から、5分あればバス乗り場まで行くことができます。
伊丹空港から梅田駅まではバスで30分程度です。新阪急ホテル停留所が梅田駅の最寄になっています。
※梅田駅と、大阪駅は隣接しています。地下鉄や阪急線、阪神線利用の方は梅田駅を、JR線を利用の方は大阪駅を利用します。
伊丹空港から難波駅までも30分程度で到着します。なんば駅前停留所で下車すると、目の前に南海なんば駅を臨むことができます。すぐ正面の横断歩道を渡ることで、なんば駅に入ることができます。
料金はどちらの路線も同額になっています。料金は大人730円、お子様は370円です。
モノレールから、地下鉄を利用して市街地に入る方法については、お金がかかることだけでなく、時間も要しますので、おすすめとは言えません。
注意点としては、夕方にかけて、使用高速道路(大阪環状線)が非常に混雑します。そのため、渋滞する場合があります。
USJについてもバスが出ておりますので、同様にバス乗り場から乗車してください。
以下は高知龍馬空港の地図です。レンタカー返却もできますので、車で行くのもアリですね。
龍馬空港での待ち時間には…
高知龍馬空港は非常にミニマムな空港になっています。でも、空港を楽しみたいのはみんな一緒なはずです。
龍馬空港には、最後になるやもしれない土佐料理を楽しむことのできる店が多くあります。
カツオのたたきや、定食料理、また買い忘れてしまったご家族へのお土産などをお買い上げすることができます。
おすすめの土佐土産は、カツオのたたきの味を感じることのできる「姫カツオスティック」です。また、お味噌汁に四万十のつまみのりなどもレコメンドです。アイキャッチ画像がその画像になっています。
2000円を握りしめれば食べることのできるものが多くありますので、チェックイン後の休憩にもご利用ください。空腹で来訪すると、虜間違いなしです。さまざまご覧になってみてくださいね。
お帰りの際は、ターンテーブルを回るカツオのぬいぐるみも楽しんでください。
以下の写真はとある居酒屋でいただいたお料理です。さすが高知と言わんばかりです。

高知中心部を出発点に
こちらの場合も、路面電車高知駅で下車、または、デンテツターミナルビル前、またははりまや橋で路面電車を下車することで乗車できます。
バスの利用は、最も費用を抑えられますので、所要時間や、ご自分の体力は計算外!安ければ安いほど良いという方にお勧めです。
もっともオーソドックスだと思われるバスを利用する方法です。昼夜バスがありますので、お昼間のバスを利用することも、夜行バスを利用することも可能です。
所要時間については、基本的には5時間程度になっています。道路都合で前後することが大いに考えられますが、私の経験上は10分程度早く到着することが多かったです。
大阪までのバスを運行している、JRととさでん交通の大きな違いは、到着地です。
難波(OCAT)を目的地にする場合は、JRバスを利用してください。
梅田や、新大阪を目的地にする場合は、とさでん交通バスを利用してください。
USJについては、便によって、到着地になっているものもあれば、到着地になっていないものもあります。
お昼間に発車する便については、乗車人数が少なく、右手で数え上げられてしまう場合もあり、景色を見ているだけで、いつの間にかビル群に到着してしまうといったことも多々あります。
バスは3列シートで、休憩も2回あります。すべての荷物を預けるまたは、棚にあげることで、足元が窮屈といったことがなくなります。
夜行バスについては、運行時間は5時間程度になりますが、乗務員都合での2時間程度の調整があります。そのため、あまり寝付けない人については、非常に退屈な時間が続くことになります。
3連休前などの、繁忙期については混雑が考えられますので、ご予約を早めにすることをお勧めします。1か月と1日前から予約できることが多くあります。
料金については、大人の方は1名で15,000円程度です。学生の方は学割が適用されますので、もう少しお安くなります。学割の場合は学生証の提示が必要になります。自信をもって高知の大学生です!と示しましょう。
グーグルマップでは、はりまや橋から大阪まではおおよそ4時間になっていますので、時刻表よりは早く着くことが考えられますね。以下は簡単な経路図です。ご自分で運転される際も参考になさってください。

まとめ:コスパ重視は夜行バス!
高知駅を出発点に
路面電車高知駅すぐ、土讃線高知駅(JR)を利用します。
新幹線などの鉄道利用については、時間と費用を良い塩梅で利用したいという方にお勧めです。
高知駅から岡山駅までの特急を利用して、岡山駅で乗り換え後、新大阪へ向かう行き方になります。
少し大回りになってしまいますが、快適性〇、時間的利便性〇といった感じです。
高知駅から岡山駅までは、特急「南風」利用が主になると思います。しかし、バスもありますので、理想の発着便がなかった場合は、バスの利用の手段もあります。
令和7年10月現在では、JR四国から、お得な特急+新幹線の切符セットが販売されています。20,000円程度で大阪までの、特急グリーン車かつ、新幹線指定券のセットが販売されています。この切符が販売されている場合は非常にお得に大阪に向かうことができます。
※この切符を利用しない場合は、25,000円を上回ってしまう場合がありますので、飛行機利用よりも高価になってしまう可能性があります。
以下はアンパンマン列車の写真です。So Cute! ですね。
まとめ:最大限旅行気分を味わう場合は特急、新幹線利用が一択!

四国県内を出発点に
高知の港から大阪に直行するフェリー便はありません。フェリーとしては、愛媛から大阪港へ行くルート&徳島から和歌山港へ行き、大阪へ行くルートの2つです。
大前提として、港まで行くバスなどもありませんので、フェリーを利用するルートは不便と言わざるを得ません。特別安価でもありませんので、フェリーを利用する価値は低いと考えられます。ですが、ロマンはあるので利用してみたいという方もいるかもしれませんね。
フェリーを利用する場合は、愛媛から大阪港、または、徳島港から和歌山港になります。
大学生おすすめ:高知から大阪への土佐日記
大阪市といっても、広大な範囲になっていますので、どのあたりの駅が便利かわからないという意見もあると思います。旅行での定番のお悩みになりますね。高知トラベル.comとしては、新今宮駅周辺をお勧めします。
JR線だけでなく、南海線にも接続しており、また徒歩で天王寺駅や、天王寺動物園前駅に行くと地下鉄にも接続しますので、非常に便利です。
通天閣や、スパワールドにも近いですので、非常にエンジョイすることができます。
大学生の旅行では、
高知を金曜日の夜に夜行バスで出発し、大阪に着いて、USJ開園待ちから1日USJを満喫し、1泊し、次の日は大阪中心部を満喫し、夜行バスで帰高するという、土日を最大限生かしたルートもできます!
この場合だと、1泊10,000円のお宿に宿泊し、交通費が往復10,000円、交際費が20,000円~30,000円と考えると、50,000円あれば大阪を満喫できますね!1~2週間ほど本気でアルバイトすれば実現可能ですよ~。
紀貫之の場合は、55日間をかけて京へ戻っていますので、私もフェリーを使って55日かけて大阪に行くこともやってみたいですね。非常に濃淡のある人間物語もついてきますが…💦
大阪でビッグで、エキサイティングなメモリーを作ってくださいネ!




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