はじめに
風景撮影に対してのモチベーションが下がっている人や、風景撮影に興味がない人に向けて、自分が撮影してきた写真を紹介していきなが、風景の良さを伝えていきたいと思います。
1. 風景①
2. 風景②
3. 風景③
4. まとめ
私は、桂浜や四万十川、四国カルストといった有名なスポットの風景に赴きました。それぞれ特有の風景があり綺麗なのですが、県外や県内の多くの人たちに知れ渡っており、風景が特段に特別というわけでもない。そのため、自分だけが知る、風景を見つけることで固定された世界ではなく様々な世界が見えてくるのではないのかと考えました。自分だけに見える世界というものはどのような風景なのか、「日の出前」「日の入り」に着目し見ていきたいと思います。
風景①


この写真は、日の出前の午前五時の写真だ。
ビーナスベルトという現象と道路や町の外観が合わさった風景は、絶景スポットや固有のスポットとは違った景観が楽しめると感じました。また、景観だけを楽しめるだけではなく、日の出前は日の出後よりも歩いている人や車が少ないため、自分だけがその風景を見ている、見つけているような気分にもなれる。そのため、自分だけの世界に入っているような感覚にもなることができると思いました。
※ビーナスベルト
この現象は、日の出前や日没直後に太陽との反対側の空に見られるピンク色の帯状の現象である。また、ビーナスベルトや地球影を見ることができるのは、早朝時は主に西の空、夕暮れ時は東の空に見えることが多い。その他にも、このような現象は、空気が綺麗である場合にも見ることができる、そのため、特に小笠原諸島では空気が綺麗なため頻繁にこのような現象に遭遇することが可能である。
風景②
次に紹介するのは、ビーナスベルトとは正反対である、日の出前の朝焼けだ。

この写真も同様に、午前五時の日の出前の写真である。
朝焼けは、太陽が地平線から登り始めるときに見られる現象である。この現象は、夕焼けと同じ現象であり、空が赤やピンク、オレンジ色に染まる。
ビーナスベルトが見える日の出前の同時刻であるが、日によったり、天候によって変化するため、今日見た風景が明日見えるとは限らない。また、今回はこの場所で撮影を行いましたが、街中のあらゆる場所や、自分だけしか知らない秘密の場所での撮影など、様々な個々の思い出が作れるのではないのかと思いました。
風景③
次に紹介するのは、夕焼けだ。

夕焼けは、朝焼けと似ている現象である。
太陽が地平線に近づく夕方に見られる現象であり、そのため、空が赤やオレンジ色に染まる。また、夕焼けが赤く見える理由として、太陽光が地平線近くを通る際に、大気中の粒子が散乱されることによって波長の短い青い光が消えることで、波長の長い赤い光だけが残るためである。
夕焼けを見ることで、心身に安らぎをもたらすだけではなく、夕焼けに含まれている赤やオレンジの光を浴びることで、体内でメラトニンが促進され、睡眠の質の向上、また、夕焼けでも体内でビタミンDが生成され、骨の健康や免疫力の向上に役立つことがわかりました。
補足
大気中の水蒸気が多い時には、夕焼けの色はより鮮明になるが、逆に微粒子が多いと、夕焼けの色はピンクや黄色に変化することがある。
まとめ
今回、日の出前、日の入りの写真を撮影してみて、普段から何となく見ている風景は、一つ一つが二度同じ光景になることはない。また、絶景スポットや有名スポットの写真では味わえない景色を見ることができると感じた、定まった風景写真ではなく、街中や水たまり、既存であるものを使用することで新たな風景を見つけ、作り出すことが可能であるとも感じました。
iPhoneを使用しての風景撮影を行うときにも、ただ撮るのではなく、0.5倍や1.5倍などのレンズの広角をすることや、iPhoneを逆さにすることで普段とは違った新しい世界が見えてくるのではないのかと、これらを通して思いました。
皆さんも、自分だけしか見ることができない風景の世界を体験してみてください。

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