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(53)日本のスイス「四国カルスト」

🐄「四国カルスト」とは?

愛媛県と高知県との県境にあるカルスト台地。標高は約1,400m、東西の幅は約25km。日本三大カルストの一つである。白い岩肌の石灰岩、緑の草原、放牧された牛たちが織りなす牧歌的な風景は「日本のスイス」とも称され、訪れる人々を癒してくれる。車などでしか行けない場所で山道がくねくねしているので、酔いやすい方は気を付けてほしい。また、道幅が狭いため対向車とすれ違う時は注意が必要である。開放的で心地よい気候であるため、ツーリングやサイクリングにもピッタリである。

🐄絶景がたくさん

四国カルストは自然豊かであり、絶景スポットや楽しめる場所がたくさんある。「天狗高原」、「五段高原」、「大野ヶ原」、「姫鶴平」、「天空の道」が特に有名なので、おすすめである。実際に夏頃、四国カルストに行ってみた。夏でも、標高が高いため涼しさがあり観光がしやすい。お店やキッチンカーもあり、景色を堪能しながら食べると絶品である。私が現地で特に印象に残ったスポットをあげていく。

牛が放牧されるのは4月下旬から10月下旬ごろである。牛が10頭ほど放牧されており、草を食べたり休んだりしていた。柵があったが近い距離で見ることができ、牛の大きさに驚いた。黒い牛がほとんどだが数頭白い牛もおり、牛がのんびりする姿に癒される。ここの牛は全く鳴かないので、牛たちのマイペースさとまわりの静かさで心が落ち着く。餌やりはできないため、見に来た人は柵越しにたくさん写真を撮っていた。シャッター音にも動じず自分の時間を過ごしている牛たちの貫禄に圧倒された。

ポニー牧場には、ヤギやうさぎ、鹿などさまざまな動物を見ることができる。ヤギやうさぎには触れることができる。うさぎは人見知りですぐ逃げてしまうが、ヤギはとても人懐っこく自分からくっついてきてくれてとてもかわいらしい。しかし、カバンを食べようとするので注意が必要である。入場料で100円が必要だが、それ以上の価値がある。隣には、「もみの木」というチーズケーキが有名なお店がある。私はそこに二回ほど行ったが、二回ともチーズケーキが売り切れていて残念だった。それほど人気であるのならなおさら食べてみたいものである。そこではソフトクリームも売っていて、ミルク感が強く濃厚でおいしかった。

源氏ケ駄場は、あまり有名な場所ではないのかもしれない。かなり草が生い茂り人があまり通っていないことがわかるような道を進んだ先に頂上がある。草の中にはとがっているものもあり、けがをしないよう注意が必要である。頂上には上の写真のような仏像があり、奥四国カルスト大師の称号がもらえる。また、景色もとてもきれいであり、正直登るのは結構大変だったがそのしんどさも吹き飛ぶような絶景である。ぜひみなさんにも挑戦していただきたい。服装は長ズボンにスニーカーであることが大切だと痛感した。

🐄まとめ

「四国カルスト」は人生で一度は行ってみたいほど、絶景でとても美しい場所である。自然豊かでありさまざまな動物もみることができて、とても心の落ち着く場所である。景色だけでなくソフトクリームなどもおいしいため、カフェやキッチンカー巡りも楽しむことができる。「もみの木」のチーズケーキも、運が良ければそれを食べることができるかもしれない。泊まることもできるため、広い「四国カルスト」をしっかり楽しみたい人は宿泊がおすすめである。宿泊すると、満点の星空、雲海、夕焼け、アサヒなども見ることができる。標高の高いところにあるため車やバイクでしか行けないが、安全に気を付けてぜひともみなさんにも行ってほしい。

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