今回は高知県から愛媛県へ行く道について紹介します。高知県から愛媛県へ行く道は多く存在します。その中でも今回は3つのルートを紹介します。
まずは高知自動車道と松山自動車道という高速道路を利用した道です。この道路は高速道路であるため、それほど時間はかからず、2時間程度で着くことができ、四国中央や川之江などに行く場合であれば1時間もかかりません。また、南国サービスエリア、馬立パーキングエリア、入野パーキングエリア、石鎚山サービスエリア、桜三里パーキングエリアなど多くのサービスエリアやパーキングエリアがあるため、食事をしたり、運転につかれたタイミングで休憩をとったりすることができます。また、川之江や今治、松山など様々な場所で降りることができるのが特徴です。多くの良い点がある一方で、高速料金として約4000円かかるのは一般道と比べてマイナスなポイントとなっています。
次に松山に行く場合は国道33号を利用していく方法があります。国道33号は高知県高知市から愛媛県松山市に至る一般道です。この道は高速道路に比べて距離は短いですが、仁淀川沿いを通り、クネクネと曲がるカーブが多いため、時間的にはとても長くかかり、3時間30分程度かかります。国道33号には3つの道の駅があります。
1つ目は高知県高岡郡佐川町にある「まきのさんの道の駅・佐川」という道の駅です。この道の駅には「まきのさんの市場」という場所があり、ここでは佐川町の産品だけでなく、土佐市、仁淀川町、いの町などの仁淀川流域市町村の地場産品の販売を行っています。また、産直市を行っており、旬の新鮮野菜・果物、お弁当なども販売されています。そのほかにも「gochisou Lab.KOCHI」という佐川町の食材を使ったスイーツを食べられる場所があります。

2つ目は愛媛県上浮穴郡久万高原町にある「道の駅 みかわ」という道の駅です。この道の駅には売店と食堂があります。売店は野菜の直売所と一緒になり、新鮮な野菜や地元の特産品、お土産などを販売しています。またコンビニも入っており、お弁当やパン、飲み物なども販売されています。食堂は営業終了後も開放されているため、運転につかれたときには休憩することができます。

3つ目も愛媛県上浮穴郡久万高原町にある「道の駅 天空の郷・さんさん」という道の駅です。この道の駅には新鮮な野菜や町内の素材を使った加工品、伝統工芸品などが販売されている場所があり、久万高原町の農産物や特産品を購入することができます。また、レストランやパン工房などもあり、休憩するにはとても良い場所となっています。このように国道33号は時間は長くかかりますが、休憩する場所も充実しており、自然にも多く触れることができる道となっています。

最後に国道194号を通るルートを紹介します。この道は高知市からいの町を通り、寒風山トンネルを抜けて愛媛県西条市に至る道です。この道路は寒風山トンネルというトンネルがあり、無料で通れる一般道路のトンネルとしては日本一長いものです。また、この道はそらやま街道という名前がついています。この道には3つの道の駅があります。
1つ目は高知県吾川郡いの町にある土佐和紙工芸村という道の駅です。この道の駅には直売所やレストラン、ホテル、はた織り・土佐和紙の体験施設などがあります。レンタサイクルもでき、1日1000円で借りられるのが特徴です。

2つ目は高知県吾川郡いの町にある「道の駅 633美の里」という場所です。633美の里という名前は国道194号が国道439号の重複区間であることから194+439=633になることと旧吾北村の形がムササビの飛行する姿に似ているというのが由来です。この道の駅には直売所やお菓子屋さん、定食屋があり、地元の野菜や昔ながらの加工品などを買うことができます。

3つ目も高知県吾川郡いの町にある「道の駅 木の香」という道の駅です。この道の駅には物産館、レストラン、宿泊施設、温泉があります。また、土・日・祝は木の香市と呼ばれるものが開催されており、地元の食材が多く売られています。また、すぐ近くを桑瀬川が流れており、階段で降りられるようになっています。

このように高知県から愛媛県に行くルートは道の駅が多くあり、自分の疲れたタイミングで休憩することができます。愛媛県に行く際には高速道路を利用するだけでなく、一般道も利用してみてください。
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