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(103)観光の移動中に見つけられる!?高知県の道端に生えていたきれいな花!

 高知県には高知城や桂浜、はりまや橋などの観光地がたくさんありますが、ひとつひとつの観光名所の距離が離れていてかなりの時間が移動時間になってしまうことがあることに気が付いてしまいました。今回はそんな移動中でも見つけられた道のわきや公園に咲いていたきれいな花を紹介したいと思います。

目次

ヒメジョオン

 初めに紹介するのは高知城から北に移動したところに咲いていたヒメジョオン(姫女菀)というキク科の植物です。どこかで見たことがあるような花ですが、よく観察してみると白と黄色のコントラストがきれいな花ですよね。これは北アメリカ原産の植物で世界中に移入分布していて、日本でも、北海道、本州、四国、九州の市街地から農地まで様々な箇所に分布しています。繁殖力が高く、増えすぎて問題になってしまっているところもあるようです。見た目も名前も似た植物でハルジオン(春紫菀)という花があり、花びらの形状と枚数で見分けることができるそうです。

ガザニア

 次に紹介するのはガザニアという花です。中央の黄色が映える美しい花ですね。こちらもキク科の植物で、画像のような白色の花以外にも、赤やオレンジなど鮮やか花を咲かせます。原産地は南アフリカで、春から秋にかけて長い間花を咲かせる植物です。栽培も比較的簡単なため、園芸でも人気の植物で、西日本では上手に栽培すれば冬越しをすることも可能な植物です。乾燥には強いですが多湿に弱いため本領を発揮する前の梅雨の時期に腐ってしまうこともあるようです。

ブラシノキ

 3つめに紹介するのはブラシノキというフトモモ科の花です。オーストラリア原産で、観賞用に栽培されることが多い植物で、栽培が簡単な常緑性の低木で初心者にもでも育てやすい植物です。ビンを洗うためのブラシに似ているので、英語ではボトルブラッシュと呼ばれます。あまり見かけない形が特徴的な花ですが、真っ赤な綺麗な花を咲かせることが特徴の植物ですね。赤い部分は花糸という部分で雄しべの一部で中心には小さい花弁があります。これは高知駅から高知城への移動中に見つけることができました。開花時期は4月下旬から6月中旬にかけてで、少しの間しか花を咲かせない植物です。

ムラサキクンシラン

 最後に紹介するのはムラサキクンシラン(紫君子蘭)という花です。これ南アフリカ原産のネギ科、ヒガンバナ科の姉妹群であるアガパンサス科の植物としてキジカクシ目に含められていたが、2009年にはアガパンサス亜種としてヒガンバナ科にまとめられるようになりました。開花時期は5月下旬から8月上旬にかけてで薄紫色のきれいな花を咲かせます。これは鏡川沿いに咲いているのを見つけました。性質が強く、放っておいても勝手に育ってほとんど手がかからないため、公園などの花壇や植え込みに利用されていることが多いようです。

おわりに

 今回は高知県の道端に咲いていたきれいな花を紹介してきました。もし高知県に観光に来て移動中に暇を持て余して、なんにもやることがなくなってしまったら、道のわきとかを気にかけてみてください。もしかしたら、きれいな植物を見つけることができるかもしれませんよ。今回紹介した花は特別高知じゃないと分布していない花というわけでは無いので他の場所に観光に出かけたときに見つけたり、住んでいる地域で見つけたりすることもできるかもしれません。

 普段の生活の中で見慣れた景色の中にも意外ときれいなものが潜んでいるみたいです。なんでもない日常生活をおくる中で細かいものにも目を向けてみると小さな楽しみを増やすことができるのかもしれませんね。

おまけ

高知県立大学 永国寺キャンパスの周辺で見つけた黄色の小さい花。名前はわかりませんでした。

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