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(102)高知市おすすめ神社!

今回は高知市にある、土佐神社の紹介をします。土佐神社は高知市一宮にある神社で、『日本書紀』や『土佐国風土記』(逸文)の記述で知られるように古代から祀られた古社で、中世・近世には土佐国の総鎮守として崇敬された高知県を代表する神社となっています。高知県民の心のよりどころとなっています。

代々の領主は土佐神社に対して崇敬が篤く、現在の主要社殿は戦国大名の長宗我部元親による造営、楼門(神光門)・鼓楼は土佐藩第2代藩主の山内忠義による造営で、いずれも国の重要文化財に指定されています。また祭事としては土佐三大祭の1つとして知られる例祭「志那禰祭(しなねまつり)」が古代から続き、神宝としては鰐口・能面・銅鏡等を伝世しています。

目次

土佐神社の祭神

祭神は次の二柱です。

・味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ) 

産業振興や国土開拓の神とされ、金運アップのご利益があるといわれています。

・一言主神(ひとことぬしのかみ)

珍しい名前のように思われる方もいると思いますが、「一言であらゆる問題を解決できる」というパワーを持った神で、人間関係の調和をもたらすといわれています。

このように土佐神社は金運や縁結びのパワースポットとなっており、多くの方が年間を通して訪れています。

境内の様子

主要社殿は本殿・幣殿・拝殿から成り、本殿前に建つ幣殿と拝殿は平面に「十」字形を成しています。これらは本殿を頭としたトンボ(蜻蛉)が飛び込む形を表す「入蜻蛉(いりとんぼ)」形式といわれ、戦からの凱旋報告を意味するとされる土佐神社独特なものです。これらの本殿(1棟)と幣殿・拝殿(合わせて1棟)は、いずれも国の重要文化財に指定されています。境内には、そのほか神庫・絵馬殿・輪抜祓所・社務所等の社殿があります。

絶対見て!境内にある隠れパワースポット

ここからは参拝を終えた後にぜひ訪れてほしいスポットをご紹介ます。境内にある長さ約3.3m、幅約2.5m、高さ約1.7mの礫石(つぶていし)は土佐神社の中で最もパワーがあるといわれる自然石です。土佐大神が鎮座するための場所を決めすためにこの石を投げたといわれています。ぜひ探してみてください。

拝殿の横の建物で覆われた中に杉の木の切り株があります。こちらは樹齢800年ほどのご神木が伐採されてまつられた「輪抜け祓い所」です。図が掲示されたいますのでその順番通りに切り株の輪を3周することで、この樹木のように長寿のご利益があるとのことです。心身ともに清められますので訪れた際にくぐっておくのはいかがでしょうか?

末社である「厳島神社」は境内の放生池の中にあります。縁結びの神「宗像三女神」がまつられ、恋愛のパワースポットとして有名です。また、梅の花が描かれた縁結びのお守りのデザインが可愛く、女性の方から人気を得ています。訪れると素敵な出会いが待っているかも??

御朱印のご紹介

土佐神社は拝殿の手前に大きな授与所があり、そこで書いていただけます。初穂料は300円です。

御朱印帳は参拝前に預けて帰りに受け取ります。

※土佐神社はオリジナルの御朱印帳あり。表紙が杉でできた珍しい木製のものと、一般的な布製で家紋デザインの2パターンがあります。画像は杉でできた木製のものです。御朱印マニアの方はぜひ受け取りたいですよね。

アクセス

土佐神社
〒781-8131
高知県高知市一宮しなね2丁目16-1

県道384号線沿いの目立つ場所に楼門があり、周囲には案内標識もあるのでわかりやすいです。

高知自動車道高知インターから1.8km、JR高知駅から4kmくらいの場所にあります。

県道384号線沿いの目立つ場所に楼門があり、周囲には案内標識もあるのでわかりやすいです。

高知自動車道高知インターから1.8km、JR高知駅から4kmくらいの場所にあります。

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