高知県内には多くのパン屋さんがあり、どの店のパンも個性豊かでたくさんの魅力が詰まっている。しかし店舗が多種多様あるため、どのパン屋さんがおいしいのか、雰囲気が良いのか分からず、どこに行こうか迷っている人もいるかもしれない。そこで、この記事では県内にあるパン屋さんでおすすめの店舗を三つ紹介していきたいと思う。
Ours bakery&co(ウルス ベーカリー アンド シーオー)
一つ目に紹介するお店は高知市西塚ノ原にある「Ours bakery&co」だ。このお店は夫婦で営んでおり、小さいお店だが近所の学生や住民によく利用されている。ハード系のパンがおいしいことで有名で、「毎日食べたいパン」をコンセプトにさまざまな種類のパンを作り、販売している。中でも「ムー」というパンが人気で、蜂蜜の優しい甘みが魅力で、店を訪れる人のほとんどはこの「ムー」を購入している。しかしこの「ムー」はいつも販売しているわけではないため、もし訪れた際見かけたらラッキーなので、その時はぜひ購入して実食していただきたい。また、このお店のパンで個人的におすすめなのが、「ベーコンフラン」と「ブルーベリーとクリームチーズのベーグル」で、どちらも程よい硬さとおいしさだ。とにかくこのお店はハード系のパンを強く売り出しているため、そのようなパンが好きな人にはうってけのお店だ。このお店を経営している夫婦はとても優しく丁寧に対応してくれるため、機会があればぜひ足を運んでいただきたい。インスタグラムも随時更新しているので、ぜひチェックを。
matinee bakery (マチネベーカリー)
二つ目に紹介するお店は、「マチネベーカリー」という店舗だ。このお店は高知駅から車で約8分の場所にあり、2021年11月にオープンしたばかりだが、今では多くの人々に愛されている素敵なパン屋さんだ。こちらの店舗もハード系のパンやお惣菜系のパンが美味しいことで有名で、ハード系のパン=固くて食べづらいというイメージを取り壊し、食べやすいパンをコンセプトにパン作りをされている。また、店内の雰囲気も良く、中にはお店への想いがたくさん詰められた大きな黒板が飾ってあり、お店の目印ともなっている。お店で特に人気のパンは「ショコラ大納言」で、食べ応えがあり、チョコと大納言のほんのり優しい甘さが人気の一つである。もう一つ、「マチネ・オレ」という食パンがあるのだが、生地を作る際牛乳を使用しているため、牛乳の優しい甘みとしっとりした食感が癖になると、お客さんからも評判である。このお店は小麦からこだわっているため、小麦の良さを強く感じたいと思っている方にはぴったりのパン屋だ。
ベルゲン
三つ目に紹介する店舗は、高知県民に長年愛され続けているおパン屋の一つ「ベルゲン」だ。このお店は1985年創業で、近年コープよしだ店の近くにリニューアルという形で店を構え、現在県内には4店舗ある。このお店には多種多様なパンが豊富にそろっており、お惣菜系だけでなく、甘いスイーツ系などがある。中でも人気なのが、カレーパンと明太フランスで、カレーパンはサクサクした食感とカレーのうまみが凝縮されており、明太フランスも程よい硬さと香ばしさが魅力だ。店長さんおすすめなのは、「ゴールドバー」というパンで、私も実際に食べたことがあるのだが、見た目に反して外はパリッとした食感で、甘すぎず、また食べたくなるようなおいしさだ。また、このパン屋さんはお客さんに「焼きたて」を提供することに強いこだわりがあり、朝だけでなく夕方に訪れてもホカホカのおいしいパンを購入することが可能だ。お店のスタッフさんに聞けば、パンの焼き上がり時間を教えてもらうことができるため、焼きたてのパンを早めにゲットしたい人は事前に聞くことをおすすめする。
記事のまとめ
これまで三つのおいしいパン屋さんについて紹介してきたが、いかがだっただろうか。ハード系のパンやお総菜パン、焼きたてのパンに長年多くの人に愛されているお店などさまざまな点から紹介してきた。私自身ハード系のパンが好きなため、ハード系パン中心の紹介記事になってしまったが、高知県にはこれを読んでいる読者の人たちが想像している以上にパンが好きな人が多いため、その分パン屋さんもたくさん存在する。そのため、上記に挙げた店舗だけでなく、他にも「ここのお店よさそう」「どんなパンなのか気になる」「一度このお店のパンを食べてみたい」と少しでも興味を持った際は、ぜひ積極的に調べて、実際に店舗に足を運んでいただきたい。きっと、あなたに合ったおいしいパンとお店に出会えることだろう。
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